峠でひとやすみ

イラストと写真と雑記

NEX-C3のピーキングMFとMFアシスト

走っている電車を置きピンで撮りたい、と思っています。

三脚がないとキビしいらしいけど、そこはあんまり気にしてません。まだ重要性がわからないレベルなのです、きっと。今はそれ以上に切実な問題があって、それはシャッターボタンの半押しキープが苦手だということ。

NEX-C3には「AFオン」ボタンがなく、ソフトキーに割り当てることもできないようです。

でも「ピーキングMF」と「MFアシスト」の機能があったので、MFを試してみることにしました。

 

フォーカスリングを回すとMFアシストが働いてぐいーんと拡大表示されます。

もうちょっとで合う、ってところでは便利ですが、ピントを合わせたいところの近くまでもっていく段階ではちょっと邪魔。

 DMFというAFでピントを合わせてからMFにできるというモードもあるのですが、シャッターボタンの半押しをしながらフォーカスリングを回す、なんて器用なことはできそうもないのであきらめました。潔く最初からMFでいきます。

 

何枚か撮ってみて、撮りたいものがはっきり撮れたのは1枚だけでした。

被写体はポストペットのモモとコモモ。仮面ライダーV3とコラボしたフィギュアです。縮小せずにアップしたかったのでトリミングしています。

f:id:rum64:20190323151716j:plain

ISO200で撮りたかったので暗くなってしまいました。大きく撮ったほうがわかりやすいかと思って焦点距離55mmにしたらf5.6までしか開かなかったし、SS遅くすると手ブレしそうだった。あ、フラッシュの存在を忘れていた。実はまだ使ったことがない。

撮影距離は40cmくらいで撮りました。許容錯乱円を0.02として被写界深度を計算してみたらおよそ1.2cmです。(あってるよね?)ちょうどコモモ(向かって右側の子)の右手の先から左手の先ぐらいまでで、左手の先はぼやけているようですが、それでも私にとっては「当たり(まぐれ当たり)」って感じです。二度と撮れない気がする。

 

それ以外のピンボケ写真のうちの1枚。これもトリミングしています。

f:id:rum64:20190323152942j:plain

ぱっと見、手ブレかと思いましたが、よく見たらオートバイのライトのあたりは他のところに比べて鮮明に写っていたので、ああ、ズレていたんだなぁとわかりました。

ピーキングの色はオートバイのカウルとコモモのヘルメットについていました。

ピーキングというのは、ピントがあっているところではなく、コントラストがはっきりしているところに色がつくそうなので、被写体の配色にも影響されるのかも。あくまでめやすというか参考ですね。MFアシストの拡大画面でコモモの顔も確認したつもりなんですが、見極めが足らなかった。あるいはカメラを動かしてしまったか。

むずかしいなぁ。