7月23日。この夏、これだけは絶対に見たいと思っていた展示、特別展「ネコ にゃんと!クールなハンターたち」を見に行ってきました。場所は大阪市立自然史博物館のネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階、博物館常設展とは別の入口)です。

この日はカメラを持って行きませんでした。ちょっと疲れていて、めんどくさいなぁと思ってしまったのです。でも展示を見ていたら、やる気がみなぎってきて、カメラ持ってくればよかった!と後悔しました。写真はスマホで撮ってます。興奮してたせいか手ブレが多くてすみません。(カメラで撮ってもきれいに撮れたかどうかは疑問)
ネコ科は「食肉目」というグループに属しています。食肉目は大きく「ネコ型亜目」と「イヌ型亜目」に分けられます。
「ネコ型亜目」は、キノボリジャコウネコ科、ネコ科、ジャコウネコ科、ハイエナ科、マングース科、マダガスカルマングース科の6科で構成されています。ハイエナって犬っぽいと思ってたけど、猫のほうが近いんですね。

トラ。


ネコ科の前足の指は5本、後足の指は4本です。

ネコ科の爪。

ネコ科は8つの系統に分かれています。
1.イエネコ系統
2.ベンガルヤマネコ系統
3.ピューマ系統
4.オオヤマネコ系統
5.オセロット系統
6.カラカル系統
7.ボルネオヤマネコ系統
8.ヒョウ系統
トラ【ヒョウ系統】IUCNレッドリストEN(危機)

シベリアトラ。シベリアトラって聞きなれないので検索してみたら、アムールトラと同じのようです。
マヌルネコ【ベンガルヤマネコ系統】とオオヤマネコ【オオヤマネコ系統】


どこか遠い目。
ユキヒョウ【ヒョウ系統】IUCNレッドリストVU(危急)

谷口ジローさんの登山マンガで出てきたのが印象に残っているんですが、タイトルを忘れてしまった。
オセロット【オセロット系統】

スナネコ【イエネコ系統】

砂漠で暮らすネコ。大きな耳で小さな音を聞き、獲物を見つけます。
ライオン【ヒョウ系統】IUCNレッドリストVU(危急)


たてがみの長さと色(濃さ)は攻撃力の強さ。
ここから日本の話です。
更新世後期には日本にもトラが生息していました。最も新しい化石は約1万6000年前のものだそうです。
トラではなくライオンだった!? (「トラ化石説覆す」と2026/1/31の新聞にありました)
また、縄文時代の遺跡から多くのオオヤマネコの骨(化石?)が発見されています。日本列島で絶滅した理由はわからないそうです。
現在、日本に生息しているのは、イリオモテヤマネコとツシマヤマネコです。どちらもベンガルヤマネコの亜種です。でも、毛の色や顔の感じが違っています。歯や頭骨にも違いがあるそうです。
イリオモテヤマネコ【ベンガルヤマネコ系統】環境省レッドリストCR(絶滅危惧IA類)

イリオモテヤマネコは西表島にしかいません。
ツシマヤマネコ【ベンガルヤマネコ系統】環境省レッドリストCR(絶滅危惧IA類)

アムールヤマネコという和名で呼ばれている同じ亜種が、中国北部、朝鮮半島からロシア東部にもいます。
イエネコについての展示もたくさんありました。
ひとつしか紹介できませんが、弥生時代にはイエネコがいたようです。

長崎県壱岐のカラカミ遺跡から出土したネコの骨。壱岐の北にはツシマヤマネコのいる対馬がありますが、ヤマネコとは骨の形が異なっているそうです。
大陸から稲作とともに日本にやってきたのかな?