あけましておめでとうございます。
今年もたまにしか更新できないと思いますが、見ていただけるとうれしいです。
昨年12月31日、万年筆の水洗いをしました。
万年筆の、鉛筆やボールペンよりも滑らかな書き味が好きで、以前はちょこちょことラクガキしたり、2021年にはこのブログにアップするイラストの線画を描いたりしていました。
でも昨年はじめにペンタブレットを購入してからは、使う機会が減っていき、そのうち全く使わなくなりました。
万年筆を使い始めるとき、手入れが大変かも、と思って調べてみたところ、「毎日使えば大丈夫」とわかり、はじめのうちは必要がなくても毎日使っていましたが、次第にさぼる日もでてきました。2、3日使わなくても大丈夫、1週間使わなくても大丈夫、などと経験(?)を重ねていったあるとき、ついにインクが出なくなりました。あわててペン先を水洗いしたらちゃんと復活しました。それで、なんか変な自信みたいなものがついてしまったのか、ほっといてもいいだろうという感覚でいました。
そして年末。机のまわりを片付けていて、ふと万年筆の木箱が目に留まりました。なぜか突然、「あかんやろ。しまっておくモンとちゃうやろ」という気持ちになり、取り出して書いてみようとしました。
「インク出ぇへん」
まぁ、当然といえば当然ですね。
インクカートリッジを抜き、首軸ごと水洗い。インクが流れ、ほぼきれいな水になるまで洗ったら、よく拭いて、ひと晩乾かすことにしました。
明けて、1月1日。
これが私の万年筆。(洗ったのは中央に置いてある部分をまるごと)
このロゴマークは今はデザインが少し変わっていて、創業年をあらわす「1911」もなくなったようです。これから先、このペン先のロゴマークが長く使っている証になるかな。
で、肝心の、復活したかどうかなんですが、新しいカートリッジをつけて紙の上ですーっと動かしてみると・・・書けました!
100均のらくがき帳の紙(ちょっとザラっとしていて、インクがしみこみやすい紙)に描いています。
梅を描くつもりが桜になってるし(梅は花びらの先が分かれていない)、ブログにアップするような絵ではないのですが、記念に。
やっぱり、紙にインクをのせていくような描き心地は最高です。今年は万年筆でたくさん描いていこうと思います。