峠でひとやすみ

イラストと写真と雑記

008 水鳥を見守る陵、岡ミサンザイ古墳

6月3日、大阪府藤井寺市にある岡ミサンザイ古墳の周辺を歩いてきました。

岡ミサンザイ古墳は古市古墳群に含まれる、大型の前方後円墳です。出土した埴輪の特徴から、5世紀末~6世紀初めの古墳と考えられています。宮内庁により仲哀天皇(第14代)の陵に治定されていますが、雄略天皇(第21代)の陵ではないかと考える研究者も多いそうです。

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上のイラストの水色の矢印が歩いたルートです。番号は以下の写真の撮影場所です。

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②白い水鳥を発見!サギかな?

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③食べ物を探しているようです。翼をひろげたりもしていたのですが、撮り損ねました。

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④上の2枚では古墳にいたのかどうかわからないので、古墳だとわかるように撮ってみたら今度は鳥がよくわからない(・_・;)

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古墳に水鳥、といえば古市古墳群では津堂城山古墳から出土した水鳥形埴輪が知られています。その埴輪ではサギ科ではなくガンカモ科の水鳥がモデルのようです。

水鳥形埴輪のモデル探し1(No.113)/藤井寺市

水鳥形埴輪のモデル探し2(No.114)/藤井寺市

 

⑤拝所です。

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古墳を撮るなら明け方か夕暮れ時に幻想的な感じで、と思っていましたが、緑におおわれた古墳に青い空というのも、変わるものと変わらないものを見せてくれるようでいいなと思いました。