峠でひとやすみ

イラストと写真と雑記

四天王寺・春の大古本祭りで買った本

5月5日のギリギリ最終日、四天王寺の春の大古本祭りに行ってきました。

よく晴れて、日なたでは暑いくらいでした。

会場には大量の本。細かく見ていく根性は無いので、興味のあるところをざーっと見ていきます。だから見逃している本もたくさんあるんだろうけど、それは、今はまだ縁がなかったのだとあきらめます。

両手の袋いっぱいに買ってはる方もいました。私は読むのが遅いので尊敬してしまいます。

文庫本を見ていたら、三浦佑之さんの訳・注釈による「口語訳 古事記[人代篇]」を見つけました。

古事記」も「日本書紀」も歴史の本やテレビ番組、マンガ、観光パンフレットなどで断片的に知っているだけで、ちゃんと読んだことはありません。別に困ることはないと思ってたけど、先月、直木孝次郎さんの「日本古代国家の成立」を読んでいて、古代の地名とか氏族とか知ってたほうが色々と面白そうやな、と思っていました。

それで読んでみたいとは思ったけど、その本、日ヤケしているのと傍線などの書き込みが少しあるのが気になったので「どうしようかな~。他に何もなかったら買おう」と店の名前とだいたいの場所を覚えておきました。

会場を1周し終わるころ、端っこのテントで橿原考古学研究所附属博物館の図録と「大和を掘る」のシリーズがあわせて30~40冊くらいあるのを発見!わわわ、宝の山やん!しかし、どれを買えばよいのか。内容を確認するのも大変なのでジャケ買いのように表紙の写真で選んで3冊買いました。

「特別展 はにわの動物園 関東の動物埴輪の世界」

 

「大和を掘る 1988年度発掘調査速報展」と「大和を掘る 16」

 

やっぱり「口語訳 古事記[人代篇]」も買っておこう、と記憶をたよりに戻って買いました。

読み始めたら、もともとそういう色の紙のように思えて、ヤケは全然気にならなくなりました。