7月なかばまで続いた雨がちな日々からの連日の猛暑。体がついていかず、積極的に何かを見に行こうという気にもならないまま、夏がおわってしまいそうです。
この夏(7月6日)は、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録から1周年。
博物館や自治体の施設で、パネル展示などの催しも行われているようですが・・・行ってない。
家で「もずふるMozu-Furuichi」チャンネルの動画見ただけ・・・。
(大阪府、堺市、羽曳野市からのメッセージ動画がアップされています)
(追記:9月7日に藤井寺市の動画もアップされました)
私は世界遺産に登録されたことそのものよりも、解説板が新しくできたりマップがつくられたりイベントを開催したりといった登録をめざす取り組みが、すごくいいなあと思っていました。
登録決定後は、近鉄電車の「こふん列車」にテンションがあがりました。
それらが、いつのまにかボロボロになって関心も薄くなってしまうことがないよう、こういう節目で気持ちを盛り上げるのは大切だと思い、私もたいしたことはできないけど何かしようとイラストを描きました。
背景にあるのは、古墳じゃなくて山です。右手にあるのが二上山のつもり。
イラストだけではさみしいのでもう1点、昨年撮ったものですが軽里大塚古墳/前の山古墳(白鳥陵)です。
円筒埴輪の特徴から、5世紀後半に築造されたと考えられています。
宮内庁によりヤマトタケルのお墓と治定されていますが、5世紀後半ということは誉田御廟山古墳(応神天皇陵)や大仙古墳(仁徳天皇陵)よりも新しい(?_?)
それでも、ヤマトタケルの魂が白鳥となって飛来し、羽を曳くように飛び去ったという伝説にふさわしい、美しい古墳だと思います。