最高気温28℃、日差しもまぶしい11月5日、奈良県磯城郡(しきぐん)田原本町(たわらもとちょう)にある唐古・鍵(からこ・かぎ)遺跡史跡公園へ行ってきました。
唐古・鍵遺跡は、弥生時代前期から古墳時代前期まで存在していた集落の遺跡です。(その後は古墳や中世の館などがつくられています)
まずは公園北西の入口近くにある遺構展示情報館へ。
発掘調査の道具がある!\(^^)/
これは第74次調査でみつかった大型建物跡の柱穴を型取りした模型だそうです。
棟持柱(むなもちばしら)をもつ建物とのこと。
反対側から。
推定復元と思われるジオラマがありました。でも建物より前にいる人々が気になってしまう。
この建物は唐古・鍵遺跡で出土した土器に描かれた楼閣をもとに復元されています。
もとになった絵画土器(レプリカ)。ジオラマだけでなく、公園内にも楼閣がありますので後ほど。
供物でしょうか。祭祀に関する遺物として、卜骨(ぼっこつ)の他に、イノシシの下顎骨を集積したものも出土しています。
遺構展示情報館を出て、環濠を渡ります。
楼閣が見えてきました。
明るすぎるので影も濃くてよく見えない。
補正しました。(補正には、CLIP STUDIO PAINT のトーンカーブを使っています)
木棺墓から男性の人骨がみつかっていて、渡来系の特徴があるのだそうです。
奈良盆地に稲作とともにやってきて、ここにムラをつくった集団の子か孫?(←時期がよくわからないのでテキトーなことを言ってます)かな?
公園から見た東の風景。
山が霞んでいますが「たたなづく あをかき 山ごもれる」大和を実感できます。